遺伝子組み換え作物(GMO)検査

特徴
農産物や加工食品中の遺伝子組み換え体の含有の有無を検査します。
検査メニュー

  • 定性検査
    • 大豆、コーン、菜種、ジャガイモ、綿実、トマト、ビート、米、アルファルファ、GMO一括スクリーニング検査(QCMP)
  • 定量検査
    • 大豆、コーン、菜種、ジャガイモ
  • 特異定性検査
    • スターリンク、Bt10、NewLeaf Plus/Y 、アムフローラEH92-527-1、パパイヤ55-1、パパイヤPRSV-YK、 害虫抵抗性遺伝子組換え米、LL601米、亜麻FP967
  • 品種特定検査
    • 大豆GMO、コーンGMO

米品種識別DNA検査

特徴
精米の定性検査や定量検査、品種特定検査をはじめ、
おにぎり等の炊飯米の検査やコシヒカリ新潟BL品種の判別検査を実施しています。
検査メニュー

  • 定性検査
    • 精米、玄米、炊飯米
  • 定量検査
    • 25粒検査(検体:精米・玄米)、50粒検査(検体:精米・玄米)、10粒検査(検体:炊飯米)、対象品種追加料(検体:精米・玄米)
  • 品種特定検査(追加検査)
    • 精米、玄米
  • 未知品種判別検査
    • 25粒検査(検体:精米・玄米)、10粒検査(検体:炊飯米)
  • コシヒカリ/コシヒカリ新潟BL米 品種判別検査
    • 25粒検査(検体:精米・玄米)、50粒検査(検体:精米・玄米)

農産物品種識別検査

特徴
小豆、白インゲン豆、金時豆について、種苗法の規制対象となる品種のDNA識別検査を行なっています。
また大豆については、契約品種の確認のための品種識別検査をご提供しています。
検査メニュー

  • 小豆品種識別検査
    • 混合法(検体:穀粒・餡等の加工品)、10粒検査 (検体:穀粒)、20粒検査 (検体:穀粒)
  • 白インゲン豆(手亡)品種識別検査
    • 混合法(検体:穀粒・餡等の加工品)、10粒検査 (検体:穀粒)、20粒検査 (検体:穀粒)、10粒検査 (検体:穀粒)
  • 金時豆品種識別検査
    • 10粒検査 (検体:穀粒)
  • 大豆品種識別検査
    • 大豆同一品種判定検査、10粒検査 (検体:穀粒)、混合法(検体:穀粒・豆腐等の加工品)

畜産物・魚介類DNA識別検査

特徴
畜水産物の銘柄や表示品種の科学的検証、また牛肉トレーサビリティ法に対応した個体識別検査など、肉類・魚類の品種識別関連検査を各種ご用意しています。
検査メニュー

  • 小畜産物識別検査
    • 黒豚、豚雌雄、牛個体
  • 魚介類識別検査
    • 日本種ウナギ、外国種ウナギ、アジ、サバ、タラ、サケ・マス、魚介類DNA

動物由来物質含有検査

特徴
国内のBSE対策において、家畜飼料中に動物由来物質の使用を禁止する規制に対応する分析として、飼料中の動物由来体含有の有無を検査します。また、本検査は肉加工食品における
原材料表示の科学的検証(肉種判別検査)としても使われています。
検査方法として、PCR法による動物遺伝子検査と、ELISA法による動物タンパク質検査をご用意しています。
検査メニュー

  • 動物由来DNA検査
    • ほ乳動物、反すう動物、牛、豚、家きん、魚類
  • 動物由来タンパクELISA検査
    • 牛、鶏、豚

肉種判別検査

特徴
加工食品に使用された原料肉の偽装表示が大きな社会問題となったことを受け、食品表示の適正さに対する消費者の関心は益々高まりつつあります。
見た目や味では識別が困難な加工肉に対して、遺伝子分析法による肉種判別検査を行い、原材料表示の適合性に対する科学的検証を行なっています。
適用例:ミンチ、ハム、ソーセージ、コロッケ、ハンバーグ、餃子、シュウマイ、焼き鳥、
唐揚げ、肉エキス、ゼラチン、ペットフード、他
検査メニュー

  • 動物由来DNA検査
    • 牛、豚、家きん、魚類
  • 白インゲン豆(手亡)品種識別検査

成分分析

特徴
一般に販売される加工食品等には栄養表示基準に基づく表示が必要です。
表示対象となる基本栄養成分のほか、ミネラル類、ビタミン類をはじめ、旨味関連成分、健康に関与する機能性成分など各種の分析を受託しています。
検査メニュー

  • 栄養表示関連セット
  • 栄養成分
  • 油脂
  • 無機物質
  • ビタミン類
  • アミノ酸
  • 有機酸
  • 糖類
  • 核酸・K値
  • その他

食品添加物

特徴
食品添加物は主に食品の製造、加工、保存目的のために用いられ、保存料、漂白剤、酸化防止剤、発色剤、着色料、甘味料等、さまざまな種類がありますが、その使用基準は食品衛生法によって規定されています。指定添加物が使用基準に適合しているかどうか、または指定外の食品添加物が使用されていないかどうかを検査します。
検査メニュー

  • ソルビン酸
  • 安息香酸
  • サッカリン
  • 二酸化硫黄
  • プロピレングリコール
  • リン酸
  • 亜硝酸根
  • BHA
  • BHT
  • BHA・BHT同時
  • エタノール
  • サイクラミン酸(チクロ)
  • スクラロース
  • アセスルファムカリウム
  • TBHQ
  • 食用タール色素(定性検査)
  • 残留塩素

重金属・有害物質、残留農薬、残留動物用医薬品

特徴
食品衛生法や飼料安全法において、有害物質として重金属や残留農薬、残留動物用医薬品の残留基準値が設定されており、基準値に対する適合の判断には検査が必要です。
まずは、お気軽にご相談ください。
検査メニュー

  • 重金属・有害物質(鉛、カドミウム、ヒ素、スズ、メラミン、シアン化合物 等)
  • 残留農薬
  • その他残留農薬
  • 残留動物用医薬品

食物アレルギー含有検査

特徴
食品中のアレルギー物質の含有を検査します。
検査メニュー

  • 食物アレルギー含有検査(表示義務7品目)
  • スクリーニング検査(ELISA法)
  • スクリーニング検査(イムノクロマト法)
  • 確認検査(ウェスタンブロット法/PCR法)
  • 食物アレルギー含有検査(表示推奨品目)
  • その他品目

微生物検査

特徴
食品の腐敗や変敗、風味や品質の低下は微生物が原因で発生する場合が多く、食中毒の発生を制御して安全な食品を提供するためには、食品取扱事業者による自主的な衛生管理が極めて重要です。一般生菌数や大腸菌群等の汚染指標菌をはじめ、黄色ブドウ球菌、サルモネラ、セレウス菌、腸炎ビブリオ、大腸菌O-157等の食中毒細菌の検査を受託しています。
検査メニュー

  • 消費期限設定のための微生物検査
  • 苦情食品の原因微生物の特定

異物検査

特徴
原材料や製品中への異物混入は衛生管理上の物理的危害要因となり、取引先や消費者から最も多く発生する苦情の原因になっています。異物に対しては迅速な原因究明と適切な対応が必要
となりますが、異物の内容は多岐にわたり、混入状況に適した分析が求められます。
検査メニュー

  • 鉱物性異物(砂、硝子、金属等)
  • 樹脂性異物(プラスチック等)
  • 微生物(細菌、真菌)が原因と考えられる異常品
  • その他(毛、虫、寄生虫、骨等)

臭気・異臭分析

特徴
消費者が食品を口にする際、「嗅覚」は実際の味と同じように非常に重要な役割を果たします。
実際、嗅覚は、腐敗臭など「危険」を示す臭いに特に敏感であり、人体に「危険」な要因を排除するシグナルを出します。一方、「良い香り」は食欲を増進し、より食事を趣深いものとします。
臭気・異臭分析は、食品中に混入した物質によるにおいの分析から経時的なにおいの変化、その他食品以外の臭気分析まで幅広く対応しており、異臭品に特異的に含まれる成分を定性的に確認することができます。

放射能測定

特徴
2012年4月から食品中の放射性物質に対して新たな基準値が施行され、一般食品、乳児用食品、飲料水、牛乳に対して、従来よりも低い基準値が設定されました。
総合水研究所では、農産物・畜産物・水産物等の食品や飲料水だけでなく、飼料や肥料、土壌や汚泥等の環境試料等、多様なサンプルの放射能測定を実施しております。

食肉 食味構成要素分析

特徴
独自の蓄積データベース(肉類)との比較により、市販製品における自社製品の位置づけの把握が可能となります。
検査メニュー

  • 食肉 食味構成要素パッケージ分析、遊離アミノ酸等24種一斉分析、ペプチド構成アミノ酸総量、脂肪酸組成、脂肪融点、食感、ジューシーさ、食肉食感総合分析、分析結果対比評価報告書作成

米 食味構成要素分析

特徴
一般的においしい米は、炊きあがりが美しく、ほんのりとした甘味と香りがあり、ふっくらと柔らかく粘りと適度な硬さがあることといわれています。(農林水産省ウェブサイトより)
検査メニュー

  • 遊離アミノ酸等24種一斉分析、糖類分析、食感 (硬さ・こし・付着・粘り)

その他食品 食味構成要素分析

特徴
市販製品と自社製品の位置づけの把握、商品開発の方向性の決定や新商品の付加価値の科学的データなど、さまざまな目的に活用いただけます。
検査メニュー

  • 遊離アミノ酸等24種一斉分析、糖類分析、核酸分析、K値、脂肪酸組成、食感、色調(L*a*b*表色系)

官能検査

特徴
パネル(評価員)による評価です。対象サンプルは、米、食肉(牛・豚・鶏ほか)以外も可能です。
活用例:クレーム品や保存後の食品の品質確認、現状商品と試作品の比較、競合商品との比較

ペットフード成分規格検査

検査メニュー

  • 添加物
  • 農薬
  • 汚染物質(※1)
  • その他
    • 物質の含有量は、それぞれ定める量以下でなければならない。
      規定する成分の販売用ペットフードにおける含有量を算出するにあたっては、
      そのペットフードの水分含有量を10%に設定する。
      (※1 汚染物質:環境中に存する物質であって、意図せず愛玩動物用飼料中に含まれるものをいう。)
農薬検査項目
有機リン系農薬(クロルピリホス、EPN、メタミドホス、マラチオン など)
有機塩素系農薬(BHC、DDT、ドリン系3剤 など)
有機窒素系農薬(ジフェノコナゾール、ピリメタニル、フルアジホップ など)
ピレスロイド系農薬(シペルメトリン、フェンプロパトリン など)
カーバメート系農薬(アルジカルブ、カルバリル など)
動物用医薬品検査項目
合成抗菌剤(ニトロフラン類、マラカイトグリーン類、サルファ剤、エンロフロキサシン など)
抗生物質(テトラサイクリン類、クロラムフェニコール など)
寄生虫駆除(イベルメクチン など)
多成分一斉分析も承ります。その他各種、個別法対応可能です。

ペットフード微生物検査

検査メニュー

  • 生菌数、サルモネラ

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