JIS B 2061(給水栓)改正について

浸出性能試験、浄水性能試験も
総合水研究所にお任せください
“浄水器内蔵形”水栓が新たに規定されました
2023年6月20日給水栓の構造・性能などを定めたJIS 規格である“JIS B 2061(給水栓)”が改正され、新たに“浄水器内蔵形”水栓が規定されました。
その他の主な改正として、洗浄弁に“節水形”の規定、耐圧性能試験及び止水性能試験に空気圧による試験方法の追加などがあります。
追加された浄水器内蔵形水栓とは
キッチン用水栓の一種で、給水栓の内部に浄水カートリッジを取り付けることができる構造になっている物です。
水栓一体型浄水器とも呼ばれており、浄水器をキッチン周りやシンク下に設置する必要がないため限られたスペースでも浄水器を使用することができます。
試験について
通常の給水栓の浸出性能試験はJIS S 3200-7によって行いますが、浄水器内蔵形水栓はJIS S 3241(家庭用浄水器)によって行います。
また、浄水器としての性能を確認するため、JIS S 3241及び JIS S 3201(家庭用浄水器試験方法)によって、ろ過流量試験、最小動水圧試験、遊離残留塩素除去性能試験、遊離残留塩素ろ過性能試験、ろ過水の衛生性能試験を行う必要があります。
   JIS S 3200-7 JIS S 3201 JIS S 3241
通常の給水栓の浸出性能試験 ⭕️      
浄水器内蔵形の浸出性能試験       ⭕️
浄水性能試験(ろ過流量試験)    ⭕️   
浄水性能試験(最小動水圧試験)    ⭕️   
浄水性能試験(遊離残留塩素除去性能試験)     ⭕️   
浄水性能試験(遊離残留塩素ろ過性能試験)    ⭕️   
浄水性能試験(ろ過水の衛生性試験)       ⭕️
総合水研究所では、上記の全ての試験を実施しております。
(公社)日本水道協会の委託試験機関、(一社)浄水器協会の認定試験機関として、
JIS規格に則り正しい試験結果を提出いたしますので、安心してお任せください。

お問い合せ:072-224-3532
【受付時間】08:40 〜 17:30(土日祝を除く)

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